二人は幼い頃からの幼馴染み。
物心つく頃から将来、結婚するものだと思っていた。
だけど、運命とは非情なもの――二人が十二歳の時に、運命が狂い始める。
一日の方に病が見つかったのだ。
その病は不明。
徐々に細胞が崩れていくという難病だった。
現在の医療では治療不可能。
後は地獄にも等しい延命治療を受けるか、将来に望みをつないで、コールドスリープで眠りにつくかの二択だった。
一日が選択したのは後者。
少しでも長く生きるより、身体を仮死状態で眠らせて、未来でその特効薬が完成するのを待つ事を選んだ。