そうこうしている内に授業が始まり、俺は睡眠タイムに突入した。
俺は、数学の授業を子守歌代わりにウトウトと夢の世界に誘われて行った。
「よく来た、契約者しょーすけ」
夢――のはずなんだが、そこは砂漠のような場所で、そこに偕楽 芽吹がいた。
おいおい、夢の世界にまで【でみちゃん】かよ。
「勘弁してくれよ。俺は今、傷心中なんだからさ。寝てる時くらい静かに……」
「来るぞ」
「来るって何がって、おあっ」
小さな隕石の塊がたくさん降ってきた。
見ると上空には――
【でみちゃん】二世とも言うべき、夢の中の偕楽と同じ格好をした女の姿が見えた。
続く。