それだけ気持ちが整理されていたのだ。
 一点の曇りも無く、手紙を書き終えた。

 もう、迷いはない――
 優勝するために、戦い抜いて、勝ち上がっていくだけだ。

 パアン!
「よし、気合いが入った。行こうおじいちゃん」
 花梨は両頬を平手で叩き、気合いを入れ直して、全国大会に出場する為に出かけた。