「佐和義君は私のもの。誰にも渡さない」
 花梨は遠吠えした。
「花梨よ、ご近所に迷惑じゃ。少し、声のとーんを落とせ」
「そうね。でも、おじいちゃん、私、やるわ」
「おお、そうか、そうか。ようやくやる気になったか。やる気なしには勝ち抜けんからのう。良い傾向じゃ」
「おじいちゃん、足りないから練習のメニュー追加して」
 花梨は闘志は燃えまくる。