ティアマトは勝利を確信出来ていないからだ。
 花梨の目は死んでいないのだ。
 何かを狙っている。
 そして、そのチャンスをひたすら待っている。
 そんな感じがしているのだ。
 だから、ティアマトは攻撃の手をゆるめない。

 攻撃を止めた瞬間に、何かが来る。
 ――それは、ティアマトに敗北をもたらせるかも知れない何かかも知れない。
 そんな不安が彼女のラッシュを止めさせなかった。