名前こそ、適当につけられたが秘奥義と呼ぶだけあって、その勢いは凄まじく、譲の異次元スカートをちぎり取った。

「ぐぎゃああああああ……」
 異次元スカートに取り憑いて、力を得ていた無名の悪魔の断末魔が聞こえてきた。
 そして、譲から異次元スカートの呪縛が断ち切られる。

 正気に戻る譲。
 彼女は今まで犯してしまった殺人に後悔――はしなかった。
 すれてしまった性格は変えようが無く、これが地の性格として、すっかり定着してしまったのだ。
 だが、異次元スカートが無くなった今は、今までのように、殺害をする事は出来なくなった。