花梨はどうするか?

 それは正々堂々と五周回るという選択以外はあり得なかった。
 だまし討ちをしてまで勝ち上がろうという気持ちは微塵も無かった。
 時にはどんな手を使っても勝ち残ろうという気持ちも無かった。
 それは花梨の中の正義が許せなかったからだ。
 その辺りは男っぽい性格だった。