辞退をするという選択は出来なかった。
 だから嫌々という気持ちもあるが、負けたくないという気持ちが強かった。
 花梨の技はスチャラカな神術。
 これで勝ち残れる可能性は無いかも知れない。
 が、母はこれで前大会をかなりの所まで勝ち抜いたという。
 それなら、花梨もひょっとしたら優勝出来るかもという気持ちもあった。
 勝つためには神術をギリギリまで披露せず、温存して戦う事だと考えた。
 そこで、バトルロイヤル形式なら嫌でも神術を出さざるを得ない事が多いが、アスレチックレース形式なら、あまり考えなくても体術とかで何とかなりそうだと判断した。
 花梨はアスレチックレース形式を選択した。

続く。