「お前かぁ、俺様の相手ってのはぁ~?」
 たっぱは二メートル以上あると思われる大柄の女がドカドカと花壇に踏み寄ってきた。
「ちょちょちょ、ちょっとあなた、花壇を踏み荒らさないで」
「てめぇか、花梨ってのは?俺様はお前の対戦相手のフランソワってもんだ」
「ふ、フランソワっていうより、どこかのアマゾネスさんって感じがするんだけど……」
「俺様の猛獣拳でお前を八つ裂きにしてやるぜ。それが嫌なら負けを認めろ」
「な、何を言っているの?私はあれには出ないと」
 挑戦者フランソワに対して、戦闘を拒否する花梨。
 だが、それを聞いていた佐和義は……
「ま、まさか、花梨ちゃん、あのアホな大会に……」
 とつぶやいた。