だから、本当は認めているのだが、どうしても、彼女の存在を認める訳にはいかなかった。
 次の魔女神を倒したら、シリスを安住の地に連れて行って、別れよう――そればかりを考えて行動を共にしている。
 だが、それでも、別れられず、一緒にいる自分がいる。
 マリスとの戦いの後、別れようと思ったら別れられた。
 だが、心のどこかでシリスにすがっている自分がいた。
 どこかでお互いを支え合っているのだ。

 お互い、明日、どうなっているか解らない身同士、どうしても傷をなめ合うかのように一緒にいてしまう。

 リグレットは自問自答を繰り返し、桃色の魔女神との関係を続けるのだった。

続く。