自分には価値がない。
 自分が魔女神になっているという事がバレたら潔く、他の魔女神の使徒の手にかかって殺されよう――
 そう思ってずっと生きてきた。

 だけど、そんな自分を助けようとしてくれた人がいた。
 魔女神としての力を欲しようとせず、ただ、助ける価値があるかどうかで助けてくれた。
 思わず、それに甘えてしまったけど、ついてきてみて、その人の温かさがちょっとわかった気持ちになった。