リグレットはそのまま、その町を立ち去った。
 自分は正義の味方じゃない。
 だから、あの女に殺された人間の敵討ちなどする義理はないし、事情も知りたくない。

 俺が狙うのは茶色の魔女神と紫の魔女神だ。
 とりあえず、この二人は生かしておけない。
 かならず、おれの大切な人間達の敵を討ってやる。

 そう思うのだった。