正体は、無数の触手がある翼の無い鳥の様な化け物だった。
 元々は、人間だったが、身も心も魔女神に売り渡し、本物の化け物になったのだ。
 リグレットは十字を切ったかと思うと、何処から取り出したのか紫色に光る剣を手にロゴツキーを一刀両断した。
「ぎぃぃぃぃぃぃ…」
 という断末魔と共にロゴツキーは茶色の土塊になった。

 リグレットは紫色の剣を出し――
 ロゴツキーは茶色の土塊になっていった。

 これはそれぞれの魔女神の加護を受けているという証でもあった。