「おいおい、冗談でも、そんな事言うもんじゃねぇぜ」
 ロゴツキーは落ち着けという仕草で近づいてくる。
 ただし、背中から顔を出している触手はナイフを持っている。
 油断した所を斬りつけるつもりだった。

 ロゴツキーは元々、リグレットを仲間にするつもりはなかった。
 マリスに気に入られる彼の事をむしろ面白く思っていなかった。
 だから、勧誘するにはほど遠い、気分の悪くなる勧め方をしたのだ。