「ほっといてくれ、今は何も考えられない……俺はどうすれば良いのかわからない」
「無理もねぇな――あの女が魔女神だったとは思わなかったよ」
「夢も希望もない……俺はどうすれば良いんだ……」
「魔女神に受けた傷は魔女神で晴らしたらどうだ?隣町に、魔女神になり損ねた出来損ないがいるって話、聞いた事ねぇか?」
「知らねえよ、今は何も聞きたくない」
「まぁ聞けって――そいつは桃色の魔女神になるはずだったんだけどよぉ、今じゃ、茶色の魔女神にとっ捕まっているって話だ。茶色の魔女神にはかなわねぇだろうけどよ、桃色の魔女神モドキになら、俺達でも何とかなるんじゃねぇかと思ってよぉ、どうだ?一口乗らねぇか?」
「興味ない」