まるでパンドラの箱から様々な悪夢が飛びだしたような状態だ。
 後から後からあふれ出る、それにはただただ恐怖しか感じない。

 それだけの相手をしながら、クレアちゃんは冷静だった。
 クレアちゃんは歌を歌い始める。
 それと同時に十本の指先から数本ずつ、光の糸状のものが出て、それが音色を奏でる。
 どうやったら、こんな音が出せるのかと思うほどの美しい旋律だった。