そこでは、ベネディクトと共に、キャサリンにアプローチをしていたデイヴィッドの眷属が支配するエリアがどこかにある。
 砂漠と言えば、過酷な環境だけど、僕らは人の力を超えてしまっている。
 広大な砂漠もどうという事は無かった。
 少なくとも、そう感じるくらいにはなっていた。
 しいて難をあげるなら、風で砂が口の中に入ってじゃりじゃりする事くらいだろうか。

 デイヴィッドの眷属は、やはり、【特別眷属】と【上位眷属】は特別扱いされているのが解る。
 それは、容姿がデイヴィッドに似ているからだ。