第九章 デイヴィッドの眷属との戦い




 僕らは中国も離れ、インドに来ていた。
 今まで、訪れた土地を楽しむ余裕も無かったから、今度こそはと思って、インドの町並みを見学し、楽しんだ。
 インドの食文化にも触れた。
 正直、せっかくのインド料理も僕らは邪法によって出来た身体となってしまっていて、味覚もどこかおかしいのかあまり美味しく感じなかった。
 だけど、インドの人達の生活にも触れ、親しくなった子供も出来た。
 とは言え、去るときはやはり記憶を消して行かなくてはならなかったけれど。
 名残惜しさを少し残しつつ、その後、僕らはタール砂漠を目指した。


続く。