あれこれ、思案している内に、№8らしき影が現れた。
 小男とは言え、どことなく威厳が感じられ、司祭と言った感じの雰囲気を醸し出している。

 この二体――恐らく、【シュトリ】より強いかも知れない。
 この二体を倒して、あの時の挫折を僕達は振り切れる――そんな気がした。

 敵も、僕らの気配は先刻承知のようで、真っ直ぐ、僕らの隠れている方を見ている。
 心配だから、アルバートさんはついていようか?と言ってくれた。
 だけど、いつもでも彼に頼っている訳にはいかない。
 僕らは意を決して、死闘に参戦する事にした。