強くなったと思っていた。
 でも、それは、僕の思い上がりだった。
 僕らはまだまだ、全然、弱い。
 弱すぎるんだ。
 少なくとも【上位眷属】までなら瞬殺出来るレベルにならないと話にならないんだ。

 途方に暮れる僕らの前に、アルバートさんが音もなく現れた。