「じゃあ、次はぼっきゅん、いくねぇ~」
 続いて来るのはウエストだ。
 サウスが為す術無く倒れたというのに、他の二人と協力して戦おうというそぶりは見せない。
 ウエストはフラフラとこっちに向かってきたと思うとどんどんぶくぶく太っていって、目の前に着く頃には五メートルくらいの背丈の巨体となった。

 何処からが腹で、どこからが胸かも解らない醜い姿だった。
 だけど、その姿からは考えられない程のスピードで僕らに襲いかかってきた。
 超重量級のその突進力に、僕らは圧倒される。