苦楽を共にして、一年前より、お互いの考えが解るようにもなっていた。
 個々の力もチームワークも前とは比べものにならない。
 だが、奢らない。高ぶらない。
 奢り高ぶりは自分を見失わせる。
 だから、冷静に自分達を分析する。
 何が自分達に足りないのか、何をしていけば良いのか。
 それだけを考えて、この一年、過ごして来たんだ。

 眷属――リチュオル家の真祖に力を分け与えられた者達。