友人らしい友人は少ないと言っていたシャーロットだけど、美人で、基本的には親切な彼女と友達になりたいと思う生徒は意外に多く、すぐに人に囲まれた。
 僕もシャーロットのオマケという形ではあるものの、その輪の中に入れた。
 どうやら、僕の立場は彼女の恋人というよりは彼女の家の従者か何かと思われたらしい。
 悲しい事だけど、入院前の僕の事を覚えている人間は見あたらなかった。
 修行によって顔つきや肉付きが変わってしまっているけど、誰も覚えていないというのは少し残念だった。