恐らく、アルバートさんが作り替えたのだろう。
「試験は三つ。三つとも合格点を出せたら、君の参戦を認めよう。まずは手始めにこの五十本のろうそくを一つでも吹き消せれば一つ目は合格だ。制限時間はこのろうそくが自然に消えるまでだ。良いね?」
「はい、承知しました。行くぞ、倉沢」
「あ、うん――行こう」
 考えるより先に、僕とシャーロットは天井に飛んだ。
 高いとは感じなかった。
 また、天井は床から十メートル以上あったけど、僕の今の跳躍力ならそれは訳はなかった。