「きょ、今日は何をしに来たのかしら?」
「今日もしんじゅちゃんの顔を見に来たんだよ」
「そ、それもあるでしょうけど、他に用事とかないかしら?」
「そうだね、ちょっとあるかな?今、住んでいるたこつぼがね、狭くなったから引っ越したいんだよね」
「そ、そうなの、じゃあ、特別に私が良い物件を教えてあげようかしら」
「頼むよ、しんじゅちゃん」
「し、仕方ないわね。ちょっとだけよ」
「うん、お願いね」
「そ、そうね、この深海一万メートルにも耐えられるギョギョっと驚くたこつぼシリーズか、オリハルコンで出来た、マルキン印のたこつぼなんてのも……でも、あなたの予算を考えるとマイホームたこつぼか竜宮城のお膝元のたこつぼ、それか、アトランティスのたこつぼマンションなんかが……」