見た目は二十代の後半と言った感じですが、こう見えて、ぎん副オーナーのお年はお孫さんが居てもおかしくない年齢なんです。
 双子ですからきんオーナーも同じです。
 ふたりとも若作りでまだ、よくナンパされるとご自慢されてましたね。
 おふたりが気にするのはもちろん、お年の事です。
 はりちゃんはそういうのは全然気にしていないので、おふたりの事をよく【きんばーちゃん】、【ぎんばーちゃん】と言います。
 その度にほっぺたをつねられているのですが、はりちゃんは何故、自分がつままれているのかよく解っていないようですね。
 大変なのはそのはりちゃんに合わせている、るりちゃんですね。


「ぎ、ぎんばーちゃん、いらっしゃい」
「おやおや、るり、お前もかい」
「いひゃい、いひゃい」
「この口かい、この口かい」