「ご免よぉ……」
「いらっしゃいませ。あのあの……私、月曜日の担当をしています、めのうです。よろしくおねがいします」
「おぉそうかい、俺は獏(ばく)の仁三郎(にさぶろう)ってケチな野郎なんだけどよぉ……生きの良い悪夢が入ったってんで、ちょいとつまみに寄ってみたんだけどよぉ」
「はい、仁三郎様ですね。承っております。三つの祟りのスパイスが効いたとびっきりの悪夢を詰め込んだ缶詰、奇(き)・怒(ど)・哀(あい)・落(らく)の四点セットでございますね。レアレベルは四十に調整させていただいております。生ものですので開封後三秒以内にご堪能下さい」
「おぅ、また、生きの良い悪夢が入ったら連絡よろしくな」
「はい、わかりました」
「あ、そうそう、噂で聞いたんだけどよぉ」
「はい、何でございましょう?」
「俺のブロマイド、売れてるらしいじゃねぇか」
「はい、お陰様で、主に地球の日本を中心に売れておりますよ」
「へへへ、嬉しいねぇ」
「また、よろしくお願いしますね」
「おうともよ!また、安く提供させてもらうからよろしくな」
「はい、ありがとうございます」