心理「適当?じゃあ、俺達以外のグループは何処行ったんだ?全然、合わないじゃないか。騙されているのって、ひょっとして俺達だけじゃないのか?」

 親友の言葉の一つ一つが俺の心をかき乱す。
 だが、殺人犯である滝沢が自由に行動していた事等も考えたりしていくと話は俺達が騙されているという方が信憑性があるように思えて来た。

 な、何が正しくて、何が正しくないのか解らない。
 俺はただ、生きて佳桜と再会したいだけなんだ。
 それだけなんだ。

 心をかき乱された俺は心理のモンスターに易々とやられてしまった。
 心理が与えた影響はそれだけ大きかった。
 まだ、あいつが裏切り者だったという方が俺は冷静でいられた。


続く。