俺達は顔を見合わせ呆然とした。
 戦う気になれないからだ。
 が、勝敗が決まるまで、動けない。
 やるしかないんだ。
 だけど、辛すぎる。

 見ると佳桜の顔は大分、疲弊しているようにも見える。
 多分、辛い戦いを繰り返して来たんだろう。
 そんな彼女を置いてきてしまった後悔が俺に自分が負ける事を選択させる。