佳桜「た、尊志君……なんで?」

尊志「か、佳桜……良かった……まだ、無事だったか……」

 俺は佳桜を見つけホッとした。
 彼女は松里によってだろうが。
 深い穴に突き落とされて這い上がろうとしていた。

 幸い、傷はないようだが、上手く上がれないようだった。
 俺は、彼女に手を貸して彼女は上がってこれた。
 生きていてくれて本当にホッとした――安心した……良かった……本当に……
 そう思ったら目から水がこぼれ落ちた。