誰もが首をかしげている時、地上から通信が入った。
「裏切り者のみんな……宇宙旅行は楽しんでくれたかな?」
 映像には奴が映っていた。
 滝沢だ。

「お、お前……どうしてそこに?」
 笙がつぶやく。
「君、どういう事だ?」
 パイロットのおじさんも口を開いた。
「……外野は黙っててね。これは、復讐のゲームなんだから……」
 奴が残忍な笑みを浮かべる。
「何を言ってるんだ、君!何が……」
 パイロットのおじさんはなおも質問をしようしていたが……
「……邪魔だな……じじい……」
 奴はそう言うと何かを操作した。
 すると、パイロットのおじさんたちは何者かの手によって、宇宙空間の外に出されてしまった。
 宇宙船の中には俺達だけが取り残される。