【鉄壁の七要塞】が美人の代名詞となってしまった時から、自分の事が大好きなナルシストの彼女はライバル視してきた。
 特に雰囲気がどこか似ていた白衣の事をキャラがかぶるとして露骨に敵視していたのだ。

 白衣本人にとって見れば、何処が似ているのか解らなかったが、彼女に言わせると似ているとの事だった。

 ことある毎に勝負を挑まれ正直、鬱陶しいと思っていたのだが、太輔の写真を見つめてため息をついている所を彼女に見られてしまったのだ。
 彼女にだけは見られまいと隠していたのだが、つい、うっかりと油断してしまったのだ。
 慌てて隠したのだが、めざとい彼女は確信したようだった。