「――でな、これがウチの糸や。試しに、作ってみよか……恋愛アイテム…ウチの場合はやな……」
「――いや、大丈夫だ。それだけ聞けば伯父に金棒だ」
「……伯父?……ひょっとして、【鬼に金棒】のことか?」
「関西じゃそう言うのか?こっちじゃ叔父さんに金棒を持たせたら暴れ回って危険という意味が……」
「うそこけ……お前はまず、そのおつむを何とかせなあかんな……バカは嫌われるで」
「そう言えばバカは嫌いと言われた事があるような……」
「もう、忘れたんか?前にフった女に言われてんねん」
「……おぉ、そうだった」
「ホンマにてきとーやな……」
「……そうなのか?」
「どう見ても、そうやないかい…」