「太輔君は鈍いから、スパッと言っちゃって、スパッと……」

 士郎が水戸嬢に懇願する。

「これ……この写真、私のラブアイテムにするつもりだったの……本当にありがとうね……」
「あ、あぁ……それ……でも、大丈夫じゃない?俺に気持ち、ちゃんと通じたし……」
「だから、貴方に通じてどうするの……」
「あ、あぁ……そうだね……そ、そうなの?」

 太輔の脳裏に疑問符が並びだした。