そんなモテる女の子達の影のサポートも匙を投げるような状況にもかかわらず……
「うーん……どの糸を使えばいいんだろーなぁ」
 太輔は自宅で悩んでいた。
 今、手持ちの【運命の誓い糸】を使って水戸嬢攻略を考えていた。
 ちなみに、彼は糸をそのまんま使おうとしていた。
 【この糸はそのままでは使えないので何かにくくりつけてご利用下さい】という説明を受けていたのだが、糸が七本も出てきた喜びに打ち震えていて話をまともに聞いていなかった。

 ここが、彼の持ち味……なのかも知れない。