「諦めるのかい?見損なっ……」
「いや……だから、恋愛経験を積んでいつかはって……」
「そ、そうなの……い、いやでも……いつかは別れると思って付き合うなんて、女の子にとっては迷惑な話だよ……だから、そんな事しなくて、本命の女の子に……」
「……そうっスよね……俺……何やってんだろ……七本あるから七回付き合うのかと勝手に思って……だったら、江戸葵は最後にって……」
「ホントにバカだな……君は……何だかムカムカして来たよ僕は……」
「すんません……」
「わ、わた……僕に謝られても困るよ……そんなんだから君はモテないんだよ」
「そっスよね……永遠の脇役……それが俺……スね……」
「な、何言ってんだい!人は恋をする事で何時だって主人公になれるんだよ」
「でも……俺、フラれてばっかだし……」
「そんなうじうじする君は嫌いだな!」
「いいっス……俺はダッチワイフとでも恋人同士になりますんで……」