色々問題はあったが、士郎と太輔の間に恋愛での師弟関係が成立した。
 丁度、一番太い【運命の誓い糸】を紛失したばかりの太輔は藁にもすがる思いだったのである。

「という様なやりとりがあったのだよ、ワトソン君」
 太輔は大介にそう言った。
「へー……じゃあ、その士郎って人も大変だね」
「何言ってんだよ、大介、大変なのは俺だって」
「いや、多分……君の面倒を見なきゃならない彼の方かと」
「ん?そいつはどういう意味だ?」
「……何でもない……ま……頑張ってね」
「おう、頑張るぜ!参ったなぁ……これからはモテモテだよ、俺ってばさ」
「……はぁ……」

続く。