翌日、気持を切り替えてまた、淡々と俺は姫野のそばで【劣化コピー】を祓っていく……
 祓った数も五十を過ぎた頃……

 そいつは現れた……
 新たなる悪霊の【オリジナル】……新【陰】の男だ。

 何の工夫も無く、正面から堂々と現れたところを考えると相当自信があるらしい……
 恐らく、新たな【陰】の能力ともう一つ……何かの力を手にしているんだろう……
 蠱毒の時の声の奴じゃない……
 別の奴だ。

続く。