「ホントか?サンキュ、倫」
「でも、悟、聖水をどうするの」
「こうする!」
 俺は、倫から聖水を受け取り、口に含み、そのまま、寝息を立てている姫野の唇に自分のを重ねた。

「ちょ、ちょっと……」
 倫が戸惑う……
 俺も自分の行動に驚いた。
 聖水は、俺の口内から姫野の喉の奥へと少しずつ吸い込まれていった。
「かはっ……」
 姫野が聖水を喉に詰まらせた。
 だが、起きてくれたようだ。