俺は、どうやら寝言で姫野の事を何か言ったらしい……

 たまたま、それを倫が聞いていてしまって直接彼女に言いに行くと言い出した。
 それを俺が阻止して、勇作に情報を聞きに行くという事にした。
 我ながら、情けないと思う……
 意気地の無い俺。

「あぁ~駄目だ、イライラする……私、やっぱり彼女に言ってくる」
「ま、まて、倫。勇作、止めてくれ」
「はは、お前も玉砕してこいって……すっきりするかも知れねぇぞ」
「そうよ、玉砕してるのはあんただけじゃないのよ」
「俺はまだ玉砕してない……」
「なら、玉砕した分、他の男子の方があんたより数百倍マシよ。行ってきなさいよ、怖がっていても仕方ないでしょ」
「う、うん……」
 俺はなし崩し的に彼女に告白をする事になった。