七 本当の王子様(おじいさん)



 北村君以外の五人からは相変わらず、ガードして貰っていた。
 【斑】に気づけなかったという点ではちょっと頼りないけど……
 それでも、いないよりはずっとまし……

 私はそう、思っていた。

 だから、心から安心する事は無くなっていた。
 いつ、友達のガードの隙間から悪夢達が忍び寄ってくるか解らない。
 そんな不安にかられていた。
 終始不安顔の私に惹き付けられたのか、それとも【斑】が去った事によって再び、近づいてきたのか……【昏】からと思われる手紙が私の机に入っていた。