六 三人の王子様



 私はとにかく、誰かに相談した方が良いと思った。
 でも、霊媒師などに頼めるような金銭的余裕はない。
 友達の中にそういう霊現象に詳しい人がいないかどうか藁にもすがる思いで聞いて回った。
 探せばいるもので、友達の中に六人、霊感のある人がいた。

 三人は女の子、三人は男の子だった。

 特に、男の子三人は私を救い出してくれる王子様に見えたんだよ。
 王子様に助け出されてしまったお姫様は王子様に心をときめかせてしまうってんじゃないけど……三人の中の誰かとなら恋人になっても……私はそう思ったよ。

 三人の中の一人に第四の悪夢が取り憑いているとも知らずにね……

続く。