そう思っていた……
 でも、違っていた……
 すずねも違和感を感じていた。
 まるで、私が二人いるかのような違和感を……
 だけど、私と離れなくないから我慢をしていた。
 みおんを遠ざけるという事は私を遠ざける事と同じ感じがするから。
 お互いの本心を知らずに、私とすずねは相手のために我慢してみおんと行動を共にしていた。
 【陰】と【昏】に狙われていると思っている私にとって、友達という壁は二つの悪夢を遠ざける壁の様に思っていたから……