何しろ、あっちじゃ、行方不明の7人の名前を確認している余裕も無かったからね。
 ただただ、七人も行方不明になったという事で私は疎まれていたから。

 【昏】は邪魔をしに来たんだね。
 このままじゃ私は【陰】のものになってしまう……
 【呪いの七つ道具】同士は私を狙っているという共通点はあってもお互いライバル同士だからね。
 私がどれかのものになってしまえば、他の6つのものにはならなくなる。
 だから、相手を牽制しに来たんだね。
「……もしかして……あなた……」
(【七つ道具】の一つを手にした貴女の婚約者です)
「……こ、婚約者って……」

 私は戦慄した。