という声が聞こえた気がしたんだよ。
 どこかで聞いた事があるような声……
 そんな気もしたけど、それどころではない私達は何とか対策を練ろうと必死だった。
 色々考えた結果、先生に本当の事を話して、何とかわかってもらおうという事になって、私はすずねと一緒に、職員室に向かった。
「あの、先生……」
「あぁ、姫野に生島か……どうした?」
「私じゃないんです」
「は?」
「あの…校長室の花瓶の事なんですけど……」
「あぁ、あれか、今、島田がこってり絞られているよ……とんでもない奴だ……」
 島田とはすずねに濡れ衣を着せた女の事だった。
 私達は状況がつかめないでいたので、先生に事情を聞いたんだよ。