三 願い事



「どうしたの?すずね……蒼い顔して……」
「ど、どうしよう、かぐやちゃん……」
「落ち着いて、何があったの」
「校長先生の部屋にあった大きな花瓶……割ったの私だって事にされちゃってて……」
「どういう事?」
「私じゃない、私じゃないの……」
 すずねは泣きながら私に救いを求めてきた。
 私は何とかしないとと思っていた。
 大きな花瓶の時価は数百万円。

 とても、私やすずねの家で払える金額じゃなかった。