「ねーねー……ばーちゃん、ばーちゃん、もっとスリルのある話してよ、つまんねーんだよ、ばーちゃんの話は……」
「そーだよ、もっと怖い話とかさ…」
 孫達は好き勝手に言う。
 それが、毎日続くものだから、とうとう、おばあちゃんも観念したのか……
「やれやれ……仕方ないね……これはお前達に聞かせるのはあまり気が進まないんだけどね……ご希望通りそういう話をしようかね……」
 と、ため息をつきながらつぶやいた。

「なんだ、あるんじゃん、もったいぶんなよ、ばーちゃん」
「そーだよ、聞かせて聞かせて」
 孫達は興味津々だ。