一 呪いの七つ道具


「――そして、二人は幸せになりましたとさ。めでたし、めでたし」
 今日もおばあちゃんは孫達に寝る前にお話を聞かせていた。
 彼女が語る物語はいつも、ハッピーエンド……。
 どこかユルい物語ばかりだった。
 それは彼女が夫と幸せな結婚をして、孫にも恵まれたという証でもあった。
 だが、大きくなってきた孫達は……
「また、ハッピーエンドぉ?」
「ばあちゃんの話はいつもワンパターンなんだよな」
「わくわくドキドキがたりないんだよな~」
 おばあちゃんの話に飽きていた。