今度は琉生と千景だった。
「最近、尚緒の事見てると無性にムカツクんだよね~」
「へぇ…実は私もなんだよね~」
「じゃあ、ちーちゃん私、面白い事考えたんだけどさぁ、ノる?」
「何、何?」
「尚緒の体操着にさ、へへ、これ、糊、塗っちゃおうか」
「面白そう…じゃあ、私、これ、売店で買ったクリームパンのクリーム塗ったげる」
「どんな顔するかな?」
「私、泣き出す方に百円ね」
「良いね、じゃあ私二百円」
「それじゃあ賭けにならないじゃん」
「それもそうだ。マジうける~」
 やっぱり、友達二人の悪意が聞こえる。
 次の日は体育があった。