そして……
 ガタン!

「きゃぁぁぁっ大丈夫?」
 近くにいた千景が心配する。

 尚緒は間一髪でよけられた。
「う、うん平気……わかってたし……」
「わかってたって?」
「ううん、何でもない……」
 引きつった笑顔になった。

 昨夜見た悪夢が現実になっている……
 それでも、これまでの方はマシだった。